2009年5月11日月曜日
郡界橋から佐保川川上に向かって
庫書房のすぐ脇を流れる一級河川佐保川、県道144号線が交差する郡界橋のうえから 川上(北方向)をみる。
護岸工事がこのあたりで一段落かな、続きは次年度なのだろう。写真手前に石をつめたようなブロック状の箱が並びおかれている。護岸のため奈のだろう、3段に階段状に積み上げられている。石を詰め込んだようになっているブロック状の箱は運びやすさとかの工事を進める効率やあとのメンテナンスのし安さなどが考慮されているのではないかと思う。また、かなりの隙間があることで動植物にとってより自然に近い状態だと思われる。セメントで塗り固めてしまうことが問題視されていた中から出てきた新しい工夫かのかもしれない。
このあたりの両岸の土手沿いに近所の住民の方々が朝夕散歩をする姿が多く見られる。近くを流れる富雄川や秋篠川の川沿いには歩きやすく幅を取ったり小さな休憩できる場所を設置したりされた遊歩道の整備が進んでいるので、この佐保川郡界橋あたりにも、もっと歩く人たちに優しい遊歩道が整備される日が来ることを期待したい。
2009年5月6日水曜日
県道144号線が佐保川を越える 郡界橋から南に向かって下流を見た。黄色い花は菜の花ではなく、よく似た西洋からし菜です。郡界橋の架け替え工事が終わった後、護岸工事だろうか、ブルドーザーやダンプカーが土手を走り川底をさらえたり、岸辺にブロックを置いたりして騒がしかったのですが、ようやく静かになった。
この下流の次の橋も架け替えがすみ、地蔵院川との合流あたりの趣も少し変わった。合流付近に何戸かあった民家が移転して川幅が広がり、太子橋は少し下流のほうへ移動し幅の広い橋に変わった。
そうした工事のおかげなのか、悪臭のした言い難い色に汚れて川底など見えなかった一級河川佐保川が何か川底も見え、きれいになっているようだ。万葉の時代にはうるさいほどの河鹿のこえと千鳥のなく声もきかれたという佐保川のほとり、よい環境が取り戻されることを願う。
少し心残りは橋の袂のお地蔵さん辺りにあった見事な銀杏の木が今はないことがさみしい。
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