この下流の次の橋も架け替えがすみ、地蔵院川との合流あたりの趣も少し変わった。合流付近に何戸かあった民家が移転して川幅が広がり、太子橋は少し下流のほうへ移動し幅の広い橋に変わった。
そうした工事のおかげなのか、悪臭のした言い難い色に汚れて川底など見えなかった一級河川佐保川が何か川底も見え、きれいになっているようだ。万葉の時代にはうるさいほどの河鹿のこえと千鳥のなく声もきかれたという佐保川のほとり、よい環境が取り戻されることを願う。
少し心残りは橋の袂のお地蔵さん辺りにあった見事な銀杏の木が今はないことがさみしい。
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