庫書房のすぐ脇を流れる一級河川佐保川、県道144号線が交差する郡界橋のうえから 川上(北方向)をみる。
護岸工事がこのあたりで一段落かな、続きは次年度なのだろう。写真手前に石をつめたようなブロック状の箱が並びおかれている。護岸のため奈のだろう、3段に階段状に積み上げられている。石を詰め込んだようになっているブロック状の箱は運びやすさとかの工事を進める効率やあとのメンテナンスのし安さなどが考慮されているのではないかと思う。また、かなりの隙間があることで動植物にとってより自然に近い状態だと思われる。セメントで塗り固めてしまうことが問題視されていた中から出てきた新しい工夫かのかもしれない。
このあたりの両岸の土手沿いに近所の住民の方々が朝夕散歩をする姿が多く見られる。近くを流れる富雄川や秋篠川の川沿いには歩きやすく幅を取ったり小さな休憩できる場所を設置したりされた遊歩道の整備が進んでいるので、この佐保川郡界橋あたりにも、もっと歩く人たちに優しい遊歩道が整備される日が来ることを期待したい。